いの丸資産状況報告 (2016-9-1~9-30)

いの丸です。

株価は昨日の上昇からうって変わって軟調に推移しました。ドイツ銀行の懸念が再燃しており、日本にもその余波が及んだとの見方が強いようです。

昨日はOPECの減産合意を受けた原油先物価格の上昇を背景に全般的に株高となりました。

上げたと思ったら今度は下げる。相場を読むというのは難しいものだとつくづく思います。

さて、本日は月末ということで資産状況の報告です。

  • 国内株 10,134,650円 (+1,323,150円)
  • 現預金 1,762,718円
  • 資産計 11,897,368円

    1ヶ月前の8月末の資産評価額は11,839千円でしたから、まあそれほど増えていませんね。

    ところで、9月は配当取りは控えるつもりだったのですが、伊勢丹と全日空をそれぞれ権利確定日に最低単位買ってしまいました。総額で30万円くらいですから、それほど大きな額ではないんですけどね。

    伊勢丹はよく利用するので、10%の優待を受けられるのは大きいなと。全日空も株主優待をとっておこうと思い、買いをいれてしまいました。使わないなら金券ショップで売れますもんね。

    全日空は原油高を嫌気され、株価が下がってしまいました。まあ金額は大したことないのでいいんですけど、自分のセンスのなさには笑ってしまいます。ここは国際帝石の株を名一杯買い戻すべきでした。

    やはり目先の利益を追ってはいけないということなんでしょうね。

    動かざるごと山のごとし

    いの丸です。

    9月末の権利確定日は27日で、この日までに約定すれば、配当金をもらえます。

    ここ最近、資産の2割に相当する200万円を目指して株の売却を進めてきており、先日のみずほ株の一部売却によって買い付け余力は200万円を少し越えました。

    そこで27日までに3月決算銘柄を買うかどうか迷っています。200万を現金のまま置いておいても利子を生まないのでもったいないなという考えがもたげているのです。

    27日までに約定して、28日に売却すれば、理屈的には配当金だけゲットできることになります。

    しかし、そんな都合よくいくとも思えません。同じ事を考えている投資家も大勢いるでしょうし、28日は株価は下がる可能性もあります。

    ひょっとするとそのまま塩漬けになる可能性もあるわけで、配当取りに惑わされて下手な投資をすると後で後悔することになりかねません。

    いくつか気になっている銘柄があるんですが、やはりもう少し割安と思える価格に下がるまでは新規の投資は控えるべきですね。

    一日考えてやはりそういう結論に至りました。過去、何回もそれで失敗していますもんね。少しは賢くならなければなりません。

    ここは動かずじっとしています。信玄のごとく、動かざるごと山のごとし。こういう戦術も時には必要です。

    メガバンク株価急騰 すかさず一旦利食い

    いの丸です。

    日銀の政策決定会合の結果、9月21日のメガバンク株価は大幅に上昇しました。その直前、株価は様々な憶測のせいで値を下げており、マイナス金利幅が拡大されればさらなる株価下落を覚悟していました。

    損失拡大を防ぐべく、損を覚悟で売却することもちらりと頭をよぎりましたけども、逆に7月の時と同様にマイナス金利幅が据え置かれた場合、株価は上がる可能性もあるわけで、売却は思い止まりました。

    結果的に小生の思惑というか博打をうったとおりに株価は推移してくれたお陰で、7500株の内4000株を売却し、利益を確定させた次第。

    たいした儲けにはなっていませんが、またナニカノ拍子で株価が大幅に下げれば100万円程度を上限に買い戻す予定です。

    今の状況を見る限り、このままうなぎ登りに株価が上がるとは思えず、また近い内に調整が入るでしょう。そこを狙ってまた買い戻せばよいだけです。

    もっと塩漬け期間が長引くことを覚悟しげいただけに、売却できてラッキーです。

    中国の不動産バブル崩壊は世界を巻き込む

    いの丸です。

    国際社会で厄介者の中国ですが、国内に目を写すと色々と深刻な課題を抱えているようです。

    去年、チャイナショックを引き起こしたきっかけは、加熱しすぎた株価の急激な値下がりでした。中国政府はこの動きに明らかに狼狽し、あらゆる手段を使って株価の暴落を阻止したことは記憶に新しい。

    その時の手段がえげつなかったということで、中国という国の不気味さを感じました。とてもじゃないが、中国の株式市場に投資する気にはなれない。

    最近ささやかれている中国国内のリスクは不動産バブルの崩壊と言われています。

    尖閣諸島も南シナ海の問題も一般市民にとってもまた小生のような個人投資家にとってもはっきりいってどうでもいいことです。

    しかし、株価の暴落とか不動産価格の暴落といったことは投資家の資産価値に著しい影響を与えることから一般市民にとって大きなことです。

    小生の会社もけっこう前から中国には進出していますので、子会社の販売状況とか漏れ伝わってくる情報もありますが、総じて不動産価格が高すぎて、一般の人には手が出ない水準になっているようです。

    具体的な数字で比較すると、中国の都市部平均の坪単価は約60万円だそうで、アメリカよりも30%も高い。この数字はあくまでも平均なので、立地のよい土地は坪単価5000万円以上する。

    問題は中国人に広がる土地神話であり、土地の価格は絶対下がらない、いや、共産党本部が絶対に下げさせないと中国人が信じている点にある。これは典型的なバブルであり、前提が覆ったとたん、堰をきったかのように価格は暴落するのが世の常です。

    バブルが弾けた後、その衝撃波は世界中を巻き込むでしょう。何が起こるかわかりませんが、中長期投資家は黙って優良株を買い進めるしかないと思います。

    9月の受取り配当金

    いの丸です。

    保有株の内、大半は3月決算企業ですが、一部は12月決算企業の株もあります。9月は半期分の配当金をいただきましたので、備忘録として受取り配当金額を当ブログでも紹介しておきます。

    • キャノン 5977円
    • JT 10200円
    • ブリジス 5578円
    • タムロン 1993円
    • 計23748円

    上記銘柄の内、ブリジスは買値を若干上回った時点で一旦手放しました。

    キャノンは鳴かず飛ばずで2800円から3000円のレンジをいったり来たりと芳しくないです。2800円の底が見えてくればナンピンを仕掛けたいと考えています。

    JTも最近流行りの電子タバコにおされてか、株価は軟調です。含み損を抱えていますが、ここは辛抱です。優良株かつディフェンシブな銘柄ですから保有はしておいても問題はありません。追加で100株ナンピン買いするかどうかは悩ましいです。

    タムロンはここ最近株価が回復歩調を強めています。買値を越えれば売却します。

    日本はこのままデフレに逆戻りか?

    いの丸です。

    外食産業、特にファーストフードの価格は物価を計る指標としてしばしば参考にされるという。

    マクドナルド、バーガーキング、吉野家といったファーストフードが思い当たります。

    気になる動きとして、各社ランチメニューと価格を見直していることで、安値競争が勃発している。

    マクドナルドはつい最近400円のセットメニューを発表しました。バーガーキングは今年5月から490円のセットメニューを既に出しており、マクドナルドはこれに対抗してのことかもしれない。

    このまま価格がさらに低下するのかはわかりませんが、一連の低価格は2%の物価上昇を目標に掲げる日銀の政策にも少なからず影響を与えると思います。

    9月の金融政策決定会合でも何とか消費者のデフレマインドを解消し、インフレに持っていきたいはずです。

    7月の消費者物価指数も1年前に比べて0.5ポイント下がったというから日銀も相当追い込まれてくると思われ、今回かなり大規模な緩和を打ち出してくる可能性がある。

    また、政府の財政出動もそうだし、子育て世代や中間層への減税といったアメも必要になるだろう。

    民進党の政策は個人的に賛成できないが、各論でいえば、富裕層への増税と大企業の税負担は理解できる。

    なので、弱者への罰のような消費税の10%への引き上げには賛成できない。そんなことをすればさらに消費が冷え込むことは小学生でもわかることだ。

    民進党が政権をとるようなことになれば日本は終わる

    いの丸です。

    昨日、民進党の代表候補者がアホ面を下げてテレビ出演していたので、たまにはキチガイどもの主張を聞いておこうかと思い、しばらく見ていました。

    政策云々の前にレンポウの薄気味悪さに本当に吐き気を催しましたよ。二重国籍?国民を舐めているのか。

    そろいもそろって売国奴ばかり雁首並べやがって。

    こんな政党が野党第一党というのだから日本の笑わせてくれる。こいつら売国奴はまとめて北朝鮮にでも亡命すればいい。

    こんな政党が数年前まで政権を担っていたことに今更ながら恐怖を覚える。福島の原発事故も重なり、冗談じゃなく日本は本当に国が滅んでもおかしくなかった。

    民進党の政策は明確に緊縮財政、消費増税、株安誘導 (つまり円高容認)の政策をなんら恥じることもなく主張しています。

    ありえない。こんな政策は馬鹿げている。国の財政を家計と同じレベルで語ってどうする。救いようがない。日本を弱体化させようという悪意しか感じない。

    民進党が万が一政権をとるようなことが再び起これば、日本は今度こそ終わる。

    原油価格が再び安値に 国際帝石「買い戻し」のチャンス

    いの丸です。

    IEAの最新の分析によると再びアメリカでの原油の在庫がダブついており、この流れは来年まで持ち越されそうだという。

    数ヵ月前は思ったより早く需給ギャップが解消され、原油価格は上昇すると言っていたので、あまりーIEAの言っていることは当てにならないようです。

    恐らく今の足元の現状を説明しようとすれば、IEAの説明どおりになるのでしょう。OPECもアメリカもイランもなかなか生産の手を緩めない (匂いは発するものの、実際には緩めるつもりはないのでしょう)。

    こうしてちょっとした変化で価格は右往左往することになります。実際、原油価格は強気と弱気を繰り返して上下に動いています。

    何が言いたいかというと、IEAの報告というもは現時点でのスナップショットであり、けっして未来を正しく予測しているわけではないということです。

    むしろ、IEAの予測に逆張りをはりたいと思います。下がれば上がるわけで、今、まさに下がっています。買い時と判断しました。

    一旦全株売り抜けた国際帝石の株も800円台前半まで安くなりました。

    前回は819円で買ってますので、今回は800円を目安に買い戻しの動きをかけたいなと思います。

    ここ1ヶ月で売却できる銘柄は売却を進めており、買い付け余力は130万円ほどあります。これをすべて国際帝石に再び投資します。

    目標リターンは10%とします。つまり880円で全株売却してリエキ確定させたい。

    さて、うまくいくかどうか。これはもう投資ではなくて投機になりますね。博打に近いです。

    石炭の価格が戻り始めている

    いの丸です。
    まだ専門家の間でも意見は分かれていて、はっきりしていないようですが、今年はラニーニャらしい。

    ラニーニャとはペルー沖の海水温が平年よりも低くなる現象で、反対の現象はエルニーニョである。

    このラニーニャが石炭の相場をより一層上げるかもしれません。

    現時点ではー中国の輸入が急激に増えているため、石炭価格は1年半ぶりの高値となっている。

    ここしばらく続いたコモディティの価格下落で中国は不採算の石炭採掘を閉鎖していて、石炭を外から持ってこないと足りない状況らしい。

    価格は底値から4割ほど上がった。

    で、ラニーニャがこれに加わると、オーストラリアやインドネシアといった主要な石炭産出国で深刻な豪雨に見舞われることとなり、供給リスクが生じる可能性が高くなります。

    前回のラニーニャは2011年に観測され、オーストラリアは豪雨により石炭輸出が滞った。確か、北東部のクイーンズランドが被害に見舞われ、大都市ブリスベンも洪水にあったのw記憶しています。

    積み出しの港もダメージを受けて、輸出に大きな影響を与えていた。

    これが今年か来年に起こる可能性が高まっている。

    小生の主力銘柄である三井物産の業績にはプラスしかなく、株価が回復傾向にあるのはこのお陰でしょうか。

    だとすると、もっと株価は上がる可能性も出てきたというわけですから、やはり長期ホールドの戦略でいくべきかな、と迷っております。

    長い間含み損に耐えてきたのですから、含み益も上を狙いたいものです。

    分散投資 次の買い付け候補は

    いの丸です。

    最近は予想外の株高で、長らく抱えていた含み損が急速に圧縮されつつあり、そろそろ売却を視野にいれなければならいです。

    あくまで長期ホールドの戦略ですが、過去、買い急いで膨らみすぎた銘柄はある程度売却を進めつつ、長期保有の価値のありそうな銘柄への分散投資を考えたいなと。

    売却候補は三井物産です。なんといっても同銘柄が4割超占めていますので、これを少なくとも2割程度まで減らしたい。

    額として200万円くらいでしょうか。

    手持ちの現金130万円と合わせると、330万円ほどの投資余力を持つことになります。

    ひとつの銘柄への投資が100万円程度とすると3銘柄ほど追加で投資できます。

    最近、勉強が疎かになってしまい、あまりぱっとした銘柄は出てこないのですが、新たな投資先候補は以下の3銘柄をあげておきたいと思います。

    1. 味の素 (2082)
    2. 武田薬品 (4502)
    3. 東レ (3402)

    ただし、買い時は慎重に見定めないといけません。一度に買い付けるのではなく、複数に分けて購入したところです。

    配当落ちのタイミングが最適かもしれません。これらの銘柄の株価は注意深く見ていきたいと思います。